ミニマリストとは?メリット・デメリットを両立したゆるミニマルな暮らし方

こんにちは!ゆるミニマリストのむぎです。

わたしは、極限までゆる~くした自己流のミニマリストとして暮らしています。

今回はミニマリストのメリットとデメリットを解説し、わたしが実践する「ゆるミニマリスト」という暮らし方について紹介します。

「ミニマリストは憧れるけれど、自分にはまねできそうにない

「シンプルすぎる生活はさみしいし、なんだかんだ不便そう

こんな風に思った方に、ぜひおすすめしたいのが「ゆるミニマリスト」です!

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ミニマリストとはどんな意味?

そもそもミニマリストとはどんな人のこと?

ミニマリストとは、「最小限の」という意味の英単語「ミニマル(minimal)」を由来とする言葉で、一般に「必要最小限のものだけでシンプルに暮らす人」のことを呼びます。

ものが溢れた現代社会において、あえて買うもの・持つものを厳選し、本当に必要なものだけで豊かに生活するという新しいライフスタイルです。

新しい言葉とは言っても、最近では当たり前に使われるようになりました。

ミニマリストのメリットとは?

ミニマリストという暮らし方がここまで人気を集めたのは、たくさんのメリットがあるからです。

具体的にはこんなメリットがあるよ!

①お金に余裕ができる

ものが多いとお金は減る

一つ目のメリットは経済面です。

必要最小限のものしか持たないミニマリストは、買うものが少ないので、単純に支出が減ります。

ほかにも、家電製品の修理代や、車などの維持費も、ものがなければかからない費用です。

持ちものが少なければ、広いスペースが不要なので家賃を節約することもできます。

ミニマリストが大事にするのは「単にものを減らす」ことではなく、「少数のより良いものを持つ」ことです。

少数精鋭のものと暮らすことで、お金の余裕が生まれます

②時間に余裕ができる

二つ目のメリットは、家事や無駄なことにかける時間が減ることです。

ものが少ない部屋は、片づけやすく、とにかく掃除が楽に、簡単に終わります。

整った部屋ではものが行方不明になりにくく、探しものをすることも減ります。

服を持ちすぎないことで、毎朝着ていく服に悩む時間も短縮できます。

短縮できた時間は小さく感じられても集まればそれなりの時間になります。

無駄なことに費やしていた時間を自分のために使うことができれば、人生はより豊かになってくれます。

③考えに余裕ができる

三つめは、頭の中が整理され、考えに余裕が生まれるというメリットです。

たくさんのものが溢れた部屋では、なにをどこに収納したか、消耗品はどれくらい残っているか、すべてを把握して管理するのは大変です。

持ちものを減らすことで、ものを管理する労力を減らすことができます。

ミニマリストが「ものを減らす」根本には、「よりシンプルで簡単な」ものや仕組みが良いという考えがあります。

毎日着る洋服を固定にしたり、料理の工程を減らしたり、簡単に掃除できる仕組みを作ったり。

シンプルに暮らすことで、余計なことを考える手間が減ります

そうすれば、ほかのもっと有益なことや、自分の好きなことを考えるために脳のキャパを充てることができます。

④心に余裕ができる

四つ目は、心に余裕ができるというメリットです。

ミニマリストはただ「持ちものが少ない」だけの人ではなく、「足るを知っている」人。

自分に必要な最小限のものを分かっているので、いつでも自分を満足させてあげられます。

また、時間やお金の余裕が生まれると、余計なストレスが減って、代わりに日常の小さな幸せに目が向くようになります。

実はわたしが最初にミニマリストにあこがれた理由がこれ。

ミニマリストは、「自分の人生を楽しんでいる」人が多いと感じたからこそ、わたしはミニマリストになりたいと思いました。

ミニマリストの考え方は、自分と向き合って、楽しく自由に生きるためのヒントになります。

ミニマリストのデメリットとは?

メリットがたくさんあるミニマリストにも、デメリットはあります。

このデメリットというのは、ミニマリストにあこがれて、ものを減らしながら暮らしていく中で、わたしが実際に感じたことです。

①洋服を減らすのは難しい

ミニマリストの入門編として、よくあげられるのが洋服を減らすことです。

例えば…

「白と黒のTシャツ数枚、パンツ2本だけで足ります」

「毎日着る服はあらかじめ決めておき、制服のように着まわします」

毎朝何を着るか悩まなくてすむのは便利そう!

そう思って、手持ちの服を見直し、1週間の献立を決めるように、服のセットを数パターン作りそれを着まわすことにしました。

ところが、この方法は長続きしませんでした。

目指すべきおしゃれなミニマリストではなくて、ただ服の数が少ない貧乏な大学生になってしまったのです。

やめてしまった理由は…?
  • 服の数が少ないと思われた
  • 自分でも、貧しい気持ちになった
  • 洋服の好みが、よく分からなくなった
  • どんな洋服が似合うのか、分からないままだった

ただ減らせばよいってわけではないのか…

ミニマリストが服を固定化できるのは、単におしゃれをさぼっているわけではもちろんありません。

自分に似合うもの、好きなものを最低限分かったうえで、数を絞っておしゃれを楽しんでいるのだと気が付きました。

ミニマリストの特徴
  • 自分のことをよく理解している
  • シンプルにしても、自分らしさを見失わない

特に若いうちは、いろいろな服を試して見る目を養い、センスを磨くことも必要です。

やみくもに服を減らすことは、かえってデメリットになってしまいます。

②減らすことばかり意識してしまう

ミニマリストになるために、まずは持ちものを減らさなければいけません。

なんとなく持っていた「いらないもの」たちをどんどん捨てていくと、目に見えて部屋がきれいになっていきます

部屋がきれいになっていくと、心が晴れてすっきりと整頓されていくような気持ちになりました。

これがミニマリストの心の余裕か!

さらに頑張ってものを減らせば、もっとすっきりできるに違いない!

そう意気込んでどんどんものを捨てていくと、そのうち捨てるべきものが見つからなくなります。

これまではごみ当然のものから捨てていけばよかったのが、それらを捨て終わってしまうと本格的に捨てるものと残すものを判断しなければいけなくなります。

まるで邪魔者を探すような目で部屋を見渡し、ふとものが目に入るたびに「捨てるべきではないか」というプレッシャーを感じるようになりました

当時のわたしは重症の捨てたい病だった

これではミニマリストの「心の余裕」とはかけ離れています。

捨てることがつらくなり、ものを最小限まで減らすことを諦めてしまいました。

③シンプルゆえの寂しさ

モノを極限まで減らすことはできませんでしたが、それ以前に比べるとはるかにものの量は減りました

物を減らした部屋は、整っていてすっきりしていて、これだけでもやってみた甲斐があったなと感じました。

ところがまたまた、この部屋は長続きしませんでした。

理由は単純で、シンプルな部屋を寂しいと思うようになったからです。

ミニマリストとしては不要なものでも、お気に入りの雑貨を飾りたい。かわいい家具を使いたい。

だってそれが楽しいんだもの!

大好きなインテリアやかわいい雑貨を部屋に飾るのが、わたしの楽しみだったと気が付きました。

物を減らしたことで、自分の好きなことが明確になったのはうれしい収穫でしたが、結果的に「最小限のもの」だけで暮らすミニマリストになることは叶いませんでした。

ストイックに最小限を追い求めるミニマリストは、自分の好きなことと必ずしも一致しているわけではありません。

わたしにとっては、「必要最小限のもの」だけでできた部屋は、良いことばかりではなかったのです。

良いとこどりのゆるミニマリストとは?

そんなこんなで、わたしの初めてのミニマリストチャレンジはなかなかうまくいきませんでした。

でもやっぱりミニマリストをあきらめきれない…、ものを減らせるようになりたい…。

物を減らすことが、ミニマリストのすべてなの?

…そんなことはないはず。
確かに「最小限のもので暮らす人」がミニマリストだけど、わたしが憧れたミニマリストはそれだけじゃなかった。

わたしがなりたかったのは、ミニマリストみたいに余裕があって、自由に人生を楽しんでいる人だ。

それなら、できることから自己流ミニマリストをやってみよう

ミニマリストはものが少ないだけの人ではない、大事なのはその考え方です。

こうして模索した結果たどり着いたのが、ゆるミニマリストという暮らし方です。

ちがい
  • ミニマリストのモットー
    • 必要最小限、究極のシンプルさをストイックに極めていくこと
  • ゆるミニマリストのモットー
    • 手軽に、小さく、楽しく暮らすこと
    • 暮らしを趣味にするぐらい、毎日を楽しむこと
ゆるミニマリストとは

ミニマリストの重要な要素

  • 足るを知る
  • ものを大切にする
  • 自分を満足させる

これを手軽にして組み合わせたのが、ゆるミニマリスト

「ゆるミニマリスト」には明確な定義はありません。

わたしの場合は以下のようなポイントを意識しています。

  • なんでもかんでも頑張りすぎない、手軽にできることからする
  • 日常の小さなラッキーや幸せを見つけながら、こじんまりと暮らす
  • 完璧を追い求めるより、自分が楽しいことが大事だと考える

世の中のミニマリストに比べると持ちものは多いけれど、本当に好きなものを少しずつ集めて大切に使うようにしています。

無機質で単純なものより素朴でほっこりするものが好き。

でも物は持ちすぎないように、捨てることより残すことに注目して整理しています。

自分が好きだ、楽しいと思うことを大事にして、小さなことにも喜びを感じられるようになると、心の余裕だけでなく不思議とお金や時間にも余裕が生まれました。

自分を大切に自由に生きよう

わたしはミニマリストに憧れて、ずっと研究し続けてきました。

その結果である今の自分の暮らし方、ゆるミニマリストという生き方はとても居心地が良いと感じます。

ゆるミニマリストの良さは、定義が決まっていないこと。
自分の好きなように解釈できること。

なりたいと思ったらその瞬間からなれるぐらい、ゆるくて手軽なのがゆるミニマリストです。

面倒なことを手軽な方法に変えていけば、小さくても幸せに暮らすことができます。

忘れてはいけないのは、自分が楽しいと思うことがなにより大切だということ。

ぜひ、自分の心の声に耳を傾けて、自分だけのゆるミニマリストを見つけてみてください。

最後までご覧いただきありがとうございました!

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ゆるミニマリストとして生きる20代女子。一人暮らし3年目、DIY歴は10年。10代でミニマリストという生き方を知ってから、自分なりのゆるミニマリストライフを作ってきました。手軽に、小さく、楽しく暮らせるように日々模索中。独学でFP3級をとりました。

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