ミニマリストの断捨離のコツ。実際にわたしが捨てたもの17選。

ミニマリスト研究歴10年

これまで気軽で暮らしやすい毎日にしようと、持ち物や時間の使い方を見直してきました。

今回はわたしなりに経験して学んだ、ミニマリストの断捨離のコツをまとめてみます。

わたしが実践してきた断捨離について、実際に捨てたものと一緒に紹介します。

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ミニマリストの断捨離と一般的な断捨離の違いとは?

一般に、断捨離とは物への執着を断ち、捨てて、離れるという考え方で、モノを減らす行為そのものを指しています。

少ないもので豊かに暮らすミニマリストの方も、断捨離を実践されている方は多いです。

また、物以外にも習慣や時間の使い方にも断捨離の考え方を使っている方もいます。

ものを減らすと一言で表しても様々な考え方や手段があります。

実際にわたしが参考にしてきたミニマリストの方々は、自分に合った方法を実践されていました。

ミニマリストの断捨離のコツ【捨てる基準】

わたしが断捨離してきた中から、捨てるものを選ぶ判断基準をまとめてみました。

ミニマリストが断捨離するコツとして参考にしてみてください

去年に使わなかったもの

断捨離では使っていないもの、使う予定がないものも手放します。

「いつか使うかも…の“いつか”は来ない!」

って言うけど、捨てた後に限って必要になるのってわたしだけ?

あー捨てちゃったよ…ってなる

でも実はそこまで必要じゃなかったり別のもので簡単に代替できたりするんですよね。

捨てるのが怖い、迷うときは「去年使ってないなら捨ててもそこまで困らない」と思うことにしています。

この基準で捨てたものは、前のシーズンに着なかったセーターや、去年一度も出番がなかった調理器具などなど。

他で代替できるもの

迷わずに捨てやすい基準が、他のもので代替できるもの。

特に調理器具はこの目線を使うと整理しやすいです。

〇〇専用より何でも使えるもの、変に用途が限定されていないシンプルな道具などがおすすめです。

また、代替品として最強なのがスマホ。

書類を補完する代わりに写真を撮って残したり、ショップのポイントカードをアプリにしたり、アイデア次第で様々なものの代わりになってくれます。

テレビもスマホで観られる

捨てることで生活が豊かになるもの

ものを手放す方が豊かな暮らしになることも。

わたしの場合は、観たいわけでもないのにテレビをつけっぱなしにしてだらだら時間を過ごしていたり、マット類の掃除に手間取っていたり。

ものを断捨離することで、それに関する無駄な時間や手間を一緒に断捨離することができます。

ものがあるほど豊かな生活になるというのは、けっこう間違いだと実感しています。

当たり前にしている家事や習慣を、断捨離をとおして見直してみるのもおすすめです。

実際に私が断捨離したもの

実際にわたしが断捨離してきたものやことを紹介します。

参考にしやすいように場所別にまとめましたが、一人暮らしのワンルームなのでざっくり分けています。

あくまでわたしの経験談なので、そんな手もあるのか~って気軽に見てもらえると嬉しいです。

断捨離は人によって本当に違うもの

リビング

リビングってなんでも置き場になっちゃいがち。

その分、断捨離のしがいがあるとも言える?

今は一人暮らしですが、実家にいたころに捨てたものも含めて紹介します。

テレビ

ミニマリストが断捨離しがちなものトップ(※個人のイメージ)。

実際、わたしも手放してみましたが、問題なく過ごせています。

たまに見たい番組があるときは、たいていTVerなどの見逃し配信サービスで足りています。

  • そもそも見る習慣があまりなかった
  • 見逃し配信サービスで足りる

こんな人はテレビの断捨離を試してみるのがおすすめです。

目的もなく点けてだらだら見ちゃう時間がなくなったのは、本当にメリットでした。

ソファ

実家では長年愛用していたソファですが、断捨離してよかったものの一つです。

部屋が広く使えることのほか、個人的には、

  • 汚れることに気を遣わなくてよい
  • 椅子に座った方が、姿勢が良くなる

といったメリットがありました。

いきなりソファをなくすのは不安という方には、布団や毛布を丸めてクッションにできるものがめっちゃおすすめです。

収納代わりにもなる

画像はサイトから

出典:クッションになる 掛け布団収納ケース

ラグ

防寒には便利なラグですが、掃除が面倒すぎて手放しました。

ゴミがめっちゃたまるし、どれだけ掃除しても取りきれないし、むしろ不衛生だと判断。

ふわふわでかわいいラグ、お気に入りだったけど手間が勝った…

冬の寒さには、ふくらはぎまで温められるソックスやスリッパで戦っています。

ピンポイントで防寒できるのでむしろ効率が良かったです。

掃除機

クイックルーワイパーと粘着テープのコロコロで足りそうだったので、掃除機も断捨離しました。

  • ほこりが舞いにくい
  • 充電が不要でいつでも手に取れる
  • うるさくない
  • においも気にならない
  • ゴミ捨てが楽

といったメリットを感じています。

ただ、床に落ちた髪や綿埃は掃除機の方がキレイにしやすいかな?という印象。

水拭きしたい汚れには掃除機は向かないから、どっちもどっちかなぁ。

好みは分かれそうですが、わたしにはアナログ掃除の方が合っていました。

書類

書類は基本的にすべて捨てるのがマイルール。

捨てるベストなタイミングは、家に入ってきたその瞬間。

代替できない証明書類のみ保管しています。

書類って、別に好きなものでもないのに捨てるのを迷いがち。

切符やチケット、ちょっとした手紙のメモなんかはさらに迷いがち。

そういうものはスマホで写真を撮ってしまえば、あとで困らないし、すっきり気持ちよく捨てられます

記念に残したいという感情を満たせる

書類整理はわたしなりの工夫をこちらにまとめています。

キッチン

食品や道具類がごっちゃになりやすいキッチン。

収納スペースが多いので、ついものがたまりやすいです。

判断基準の2つ目「代替できるもの」が活躍します

実家のおさがりだったステンレスの鍋は焦げ付きがひどくなったのをきっかけに手放しました。

鍋は、

  • 収納スペースを占める
  • そのわりには出番が少ない
  • 狭いシンクでは洗いにくい
  • 冷蔵庫に収まらない

といった点で使いにくいと感じることの方が多かったです。

鍋は深めのフライパンで代替することに。

フライパン ベルフィーナ

炒め物を作っていたはずがいつの間にか鍋料理になっても、最初から深さがあれば問題ないのが便利。

冷凍野菜炒めてたらめっちゃ水出てこない?

一人暮らしでもカレーやシチューはまとめて作る派でしたが、鍋を手放してからは食べたい分だけ作るように。

冷蔵庫に鍋が鎮座することもないし、温めなおしの手間がない分こっちの方が楽だと発見できました。

菜箸

不器用なわたしには、菜箸はどうも扱いづらい。

解凍しかけの肉に挑んで折ったことが…

菜箸をトングに変えてから、料理の手際が良くなりました。

フライパンの上で鶏肉をつかんで、キッチンバサミで切る使い方が便利でおすすめ。

食器

食器の数はよく使うものだけに厳選しています。

替えがない方が、すぐに洗う癖がついたので良かったです

断捨離の過程はこっちにまとめています。

ほかにも。コンビニでもらうスプーンや割りばし、ホテルのお茶パック、洗い替えのカトラリーとか。

キッチンには断捨離できるものがたくさんありました。

寝室

寝るだけの場所、でもいちばん長い時間を過ごす場所。

断捨離で工夫すれば、もっと快適に眠れる場所にできました。

ベッド

もともとは折り畳みベッドを使っていましたが、引っ越しを機に手放しました。

ベッドがないだけで、ワンルームがびっくりするぐらい広くなります。

他にも、

  • ベッド下にほこりがたまる
  • ついだらだらしてしまう

といった点が解消されたのがメリットでした。

ベッドなしでどうやって寝ているか…についてはこちら。

ベッドのほかにも予備の来客用布団は手放して、1年で1セットの布団を使っています。

服・鞄・靴

「去年使わなかったもの」という判断基準は服やファッション小物の断捨離に大活躍します。

  • せっかく買ったのにあんまり着てないし…
  • 着る服がなくなると困るから一応置いておこう

という迷いを断ち切れます。

ベーシックなニットやスカートでも、丈感や素材にうっすらと流行が反映されています。

例えば同じユニクロのスカートでもちょっとずつ長さが変わっていたり。

特に敏感ではないからこそ、知らない間に流行おくれのものを着ていたってことがありそうです。

それに去年着なかったのには何か理由があるし、数年後にそれを引っ張り出すよりはその時の自分が着たいものを着てほしい

未来の自分のために服を断捨離しよう

服類はフリマアプリで買ってもらいやすいので、気持ちよく手放せておすすめです。

風呂・トイレ・洗面所

水回りは物が少なければ少ない分だけ掃除が楽になります。

快適さを保ったまま、できるだけシンプルにするように断捨離してきました。

お風呂の蓋

賃貸なので捨てられないけれど、風呂の蓋は使っていません。

袋に入れてベランダに退避させています。

  • 重くて扱いずらい
  • カビや汚れがつきやすい
  • 狭いお風呂で邪魔になる
  • 保温する必要がそこまでない

という点でも、本当になくてもよいものだと実感しています。

汚れる前に保管しておくのがおすすめ

ラック

シャンプーなどを置くラックは、ぬめりを掃除するのが大変で手放しました。

シャンプーやリンスは直置きするよりボトルのままつるす方が、掃除が楽です。

湿気がたまるお風呂の中にはモノを保管せず、その都度一緒に持ち込むようにしています。

お風呂近くにあるキッチンの戸棚に、まとめて持ち出せるようにセットにして収納するのが便利でした。

トイレマット

トイレマットは手放して良いことしかなかったもの。

  • いつでも拭き掃除ができる
  • ほこりが溜まらない
  • においがつかない

という点で、ない方がトイレをきれいに保てます。

トイレスリッパ、ペーペーホルダーのカバーなどなど、トイレは極力ものを排除するようにしています。

ほかにも掃除ブラシやサニタリー用品のゴミ箱も手放しました。

メイク・コスメ用品

コスメにはこだわりがない方ですが、何気に断捨離するのはいちばん難しい。

何を選ぶかがわかっていないと、何を捨てるかもわからない。

自分が使いやすいものを見つけること、メイクが面倒にならないことを優先しています。

今は試行錯誤するのも大事かな~

自分の手に負える量にはしておきたいので、ゆるく断捨離しています。

メイクは楽したい系女子が、無理せず続けようと模索した方法はこちら。

習慣・時間

断捨離の考え方は時間や習慣にも使えます。

もの以外に断捨離したことをまとめてみました。

気乗りしない飲み会

交流を深めたり知らない人と話すのは嫌いではないけれど、出口のない愚痴大会になる飲み会は苦手。

飲み会は絶対行かない!というわけではなくて、なんとなく行くという習慣をやめました。

なんとなく気乗りしないという自分の心の声をちゃんと聴くようにしています。

愛想笑いでやり過ごす2時間より、ひとりで好きなものを食べて好きな部屋で過ごす時間の方が楽しい。

幸せな人生にするって難しく聞こえるけど、数時間を楽しむことの積み重ねだと思います。

とりあえずテレビを見る

テレビを断捨離したついでに、「とりあえず映像を流す」という習慣自体を断捨離しました。

仕事で1日パソコンに向かって、家でも映像を見続けるのが目にも体にも疲れるから。

情報が常に入ってくる状態を続けていると、脳や心がいっぱいいっぱいになる気がします

ぼんやり考えごとをしたり、食事をおいしいと感じたり、インプット以外の時間を楽しんでいます

迷う時間

これはただいま断捨離中。

買い物に関してめちゃくちゃ優柔不断で、安価なものでも選ぶのが苦手。

コンビニに並ぶおにぎりたちとにらめっこしたり、ネットショップで迷子になっていたり。

あげく、迷うのに疲れて買うのをやめてしまうタイプです。

選ぶ時間が楽しいこともあるけど、疲れたら意味ないし時間がもったいないなと自分でも思うから、迷う時間を断捨離しようとしています。

何が食べたい気分?何が好き?って自分に聞いてみて、それに答える練習をしています。

こうでもしないと決められない

なかなか難しいけれど時間を無駄にしないし、自分の本音を聞けて好きなものを選びやすくなると思います。

自分のペースで断捨離していこう

いろんなミニマリストの断捨離を見ながら、捨てたりまた戻したり少しずつ断捨離を進めてきました。

断捨離そのものが目的になってしまうと、ものを捨てるのがつらくなってしまいます。

あくまで断捨離は暮らしやすい生活を見つけるきっかけです。

この記事が、自分のペースで断捨離をすすめるヒントになれば嬉しいです。

最後までご覧いただきありがとうございました!

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ゆるミニマリストとして生きる20代女子。一人暮らし3年目、DIY歴は10年。10代でミニマリストという生き方を知ってから、自分なりのゆるミニマリストライフを作ってきました。手軽に、小さく、楽しく暮らせるように日々模索中。独学でFP3級をとりました。

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