ミニマリストの気軽で安全な掃除方法。エコ洗剤(ナチュラル洗剤)のおすすめ4選

こんにちは!ゆるミニマリストのむぎです。

今回はわたしが愛用しているエコ洗剤ナチュラル洗剤)について紹介します。

エコ洗剤って、洗浄力は低い?
洗剤で肌荒れしてしまうのは仕方のないこと?
とにかく簡単に、安く、楽に掃除をする方法はないの?

こんな疑問にお答えします!

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エコ洗剤(ナチュラル洗剤)とは?

エコ洗剤やナチュラル洗剤と呼ばれるものは、一般に「天然由来の成分や、シンプルな成分からなる洗浄剤」のことです。

一滴で汚れを落とすような洗剤には合成界面活性剤や、様々な機能を可能にするための添加物が多く含まれています。

それらと比較して、エコ洗剤はシンプルな洗剤で、昔から掃除に使われてきたものもあります。

おすすめのエコ洗剤(ナチュラル洗剤)4選!

わたしが愛用するエコ洗剤4選をご紹介します!

それぞれの性質に合わせた掃除方法も紹介していくので、ぜひ毎日のお掃除に取り入れてみてください。

①重曹

重曹ちゃん(1kg)

重曹
  • 性質①アルカリ性
    • 得意な汚れ:焦げ付き、におい
  • 性質②水に溶けにくい
    • おすすめの掃除方法:研磨剤、パック

重曹とは、「炭酸水素ナトリウム」とも呼ばれる白い粉末です。
食用のものは、お菓子やパンを作るためのベーキングパウダーとしても使われています。

少量の水を加えてペースト状にして、焦げ付いた汚れに塗っておけば、弱い力でも擦り落とすことができます。

また、粉末のまま容器に入れて下駄箱においておけば、除湿・消臭効果を発揮してくれます。

研磨剤として使った後は白い跡が残らないように、しっかり洗い流そう!

②過炭酸ナトリウム

過炭酸ナトリウム(500g)

過炭酸ナトリウム
  • 性質①アルカリ性
    • 得意な汚れ:油・タンパク質
  • 性質②お湯に溶けやすい
    • おすすめの掃除方法:お湯を注いで流す

過炭酸ナトリウムは、「酸素系漂白剤」として販売されていることが多く、熱に反応する酸素の力で殺菌・消臭・漂白する効果があります。

酸素は無臭なので、漂白剤に特有のツンとした刺激臭もありません。

シンクなどの排水口に振りかけて、その上からゆっくりお湯をかけると、発砲した酸素が汚れを落としてくれます。
40度~50度のお湯を使うのが特に効果的です。

わたしは洗濯洗剤の代わりに使っています。

過炭酸ナトリウムはエコ洗剤の中でもアルカリ性が強いので、直接手肌に触れないように気を付けています。

③セスキ(セスキ炭酸ソーダ)

セスキ炭酸ソーダ(500g)

セスキ
  • 性質①アルカリ性
    • 得意な汚れ:皮脂・油汚れ
  • 性質②水に溶けやすい
    • おすすめの掃除方法:スプレー、漬け置き

重曹と炭酸ソーダが共存するセスキは、重曹と過炭酸ナトリウムの良いとこ取りができるハイブリッドなエコ洗剤です。

具体的には、水に溶けやすく扱いやすい、洗浄力は高いが手肌への負担が少ないといった特徴があります。

タンパク質汚れに強いので、皮脂汚れや血液に対して抜群の効果を発揮します。

セスキを少量溶かした水に、汚れた衣服を浸けて放置しておくだけで、こすってもなかなか落ちない汚れが簡単に分解されます。

うっかり出血した指先でシャツを触ってしまった時も。
汗だくになるまで遊び、元気に擦り傷を作って帰ってくるお子さんにも。
女性なら、毎月やってくる定例行事にも。

セスキで気軽に汚れが落ちると思えば、毎日のちょっとしたストレスが格段に減ります。

正直、セスキなしでは過ごせない!

④水回りにはこれ!クエン酸

クエン酸くん(500g)

クエン酸
  • 性質①酸性
    • 得意な汚れ:水垢、石鹸かす
  • 性質②水に溶けやすい
    • おすすめの掃除方法:スプレー

クエン酸とは酸味の元で、食用としても使われています。
これまでの3つとは違って酸性なので、水垢や石鹼など水回りの汚れに合っています。

お風呂場にできたピンク色の水垢汚れにクエン酸スプレーを吹きかければ、汚れがゆるんで簡単に擦り落とせるようになります。

また、クエン酸を溶かした水をポットで沸かしてから水ですすぐと、洗いにくいポットが隅々まで綺麗になります。

ポイントは、

  • 後に残らないように必ず洗い流す
  • 塩素系漂白剤などと混ぜて使わない

の2つ。

混ぜるな危険!ってやつだね

エコ洗剤(ナチュラル洗剤)のメリット

具体的に、エコ洗剤にはどんなメリットがあるのでしょうか?

以下では、3つの観点から、エコ洗剤の魅力を解説します。

メリット①刺激が少なく、体に優しい

一般的な洗剤には汚れを落とすために合成界面活性剤が含まれています。

この合成界面活性剤は、刺激が強い成分で、洗剤に直接触れると手肌が荒れてしまう原因のひとつです。

エコ洗剤に比べて一般の洗剤が、人体への負担が大きいと言われるのはこのような成分を含んでいるためです。

エコ洗剤の中には食用のものもあるなど、人体への刺激が少なく安全性が高いという特徴があります。

食品を扱うキッチンや肌に直接触れるお風呂などの掃除に、安心して使えるのがエコ洗剤の魅力の一つです。

刺激が弱いと洗浄力が弱いのか?と言うと、そういうわけではありません。
毎日の生活で出る程度の汚れなら、エコ洗剤でたいていの汚れに対応することができます。

使い方を間違えなければ、一般的な洗剤に劣らない洗浄力を発揮してくれます。

メリット②環境への負担が少ない

二つ目のメリットは、環境に優しいという点です。

化学薬品や添加物を多く含む合成洗剤を使用すると、自然環境への負荷が大きくなってしまいます。

それに比べてシンプルな構造のエコ洗剤は、自然環境で分解されやすかったり、もともと天然由来の成分だったり、環境汚染の度合いが低いというメリットがあります。

昔から使われてきたのも納得!

メリット③経済的で効率的

3つ目のメリットは、安価で効率的に購入できる点です。

様々な添加物を含んだ高機能な洗浄剤に比べて、エコ洗剤は安価に購入することができます。

また、家のいろいろな場所で使えるので、トイレ用、お風呂用と別の洗剤を買いそろえる必要がありません。

粉末状で購入できるので、液体の洗剤を買うより減りが遅く、買い替えの頻度が下がるという点も嬉しいポイントです。

エコ洗剤(ナチュラル洗剤)の性質を知って使いこなす

このようなメリットのあるエコ洗剤を、使わない手はない!

せっかく使うなら、最大限使いこなしたい!

ということで続いては、エコ洗剤を使う上で知っておきたい「性質」について解説していきます。

用語を覚える必要はまったくありませんし、理解できなくても問題ありません。

結論だけ知っておけば大丈夫!

汚れとの相性は酸性とアルカリ性で見極める

エコ洗剤の重要な性質が、酸性かアルカリ性かということ

理科の授業でおなじみの、酸性とアルカリ性を混ぜる打ち消し合うという実験、あれです。

これは中和反応と呼ばれる化学反応で、エコ洗剤が汚れを落とす仕組みに深く関わっています。

酸性の汚れに、アルカリ性のものを混ぜることで打ち消しあって汚れが落ちる、という仕組みです。

逆に中和反応が起きないものどうしを混ぜても、汚れをうまく落とすことができません。

つまり、酸性の汚れにはアルカリ性の洗剤で戦って、アルカリ性の汚れについては酸性の洗剤に任せる、という戦術が必要なのです。

ポケモンのタイプに相性があるイメージ

掃除をする上で、何がどちらの性質なのかを覚える必要はまったくなし。

「洗剤によって得意な汚れがあること」だけ知っておけば大丈夫です。

一般的な洗剤は用途別・場所別に使い分けますが、エコ洗剤は汚れ別に使い分けるのが大きなポイントです。

掃除方法は水への溶けやすさで決める

もう一つ、エコ洗剤を使いこなすための性質として水への溶けやすさがあります。

例えば、塩は冷たい水にもすぐに溶けますが、砂糖は溶けきらずにカップの底にたまっていることがありますよね。
このように、砂糖は塩に比べて水に溶けにくいという性質があります。

これと同じようにエコ洗剤も水への溶けやすさが違うので、掃除方法に工夫がいります。

水への溶けやすさ使い道
◎よく溶けるスプレー
拭き掃除
△溶けにくいクレンザー(研磨剤)
ペーストにしてパック

例えば水に溶けにくい重曹は少量の水でペースト状にできるので、汚れた部分をパックしやすいです。

エコでナチュラルな洗剤で気軽に掃除しよう

ゆるミニマリストが愛用するエコ洗剤について解説してみました!

簡単に掃除を続けることができれば、汚れがたまりにくくなり、毎日の掃除がさらに楽になってくれます。

  • 汚れによってうまく使い分ける
  • 使った後はしっかり洗い流す

などのポイントを知っておけば、エコ洗剤はとても使い勝手が良い洗剤です。

うまく活用して、ちょっとした汚れを気軽に楽しくやっつけたい!

最後までご覧いただきありがとうございました!

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ゆるミニマリストとして生きる20代女子。一人暮らし3年目、DIY歴は10年。10代でミニマリストという生き方を知ってから、自分なりのゆるミニマリストライフを作ってきました。手軽に、小さく、楽しく暮らせるように日々模索中。独学でFP3級をとりました。

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