こんにちは!ゆるミニマリストのむぎです
今回は、ベッドを持っていないわたしの布団事情について、ご紹介します。
ベッドなしの生活を続けてみて、実際に感じたことをまとめてみました。
ベッドがない生活のメリットは?
一人暮らしで、布団はどう収納する?
ミニマリストはどんな寝具を使っている?
このような疑問にお答えします。
年中快適に過ごせる愛用寝具
わたしが使っている布団一式はこちら。
- 除湿シート
- マットレス
- 敷布団
- 掛け布団
- 枕
マットレスと布団をボックスシーツでまとめて、除湿シートの上に敷いて使っています。
年中同じ布団を使っているので、毛布や季節ごとの布団は持っていません。
全部がスタメンの寝具
愛用している寝具と選び方の工夫をまとめてみました。
ベッドなしにできる除湿シート
ベッドなし生活に必須なのが、除湿シートです。
例えばこんなの→除湿シート
フローリングに直接布団を敷くと、湿気が溜まりやすく、カビや痛みの原因になります。
除湿シートはその名のとおり、湿気を吸い取ってくれるシートです。
とても薄いシート状のものですが、効果は抜群。
一度シートを敷き忘れて寝たときに、布団の下が予想以上に湿っていて、恐ろしく思ったことがあります。
除湿シートは必須…!
天日干しすれば繰り返し使えるのもお気に入り。
色が変わるサインがあるので、干すタイミングが分かりやすいです。
天日干しができなくても、換気した部屋で1日ほど壁に立てかけておけば、ある程度は戻ります。
ベッド代わりになるマットレス
マットレスの選び方も工夫しています。
重視しているポイントはこの2つ。
- 一人で動かせるもの
- 通気性が良いもの
寝心地が良いことは大前提ですが、布団だけ生活には扱いやすさと通気性が重要です。
寝心地とこの条件をすべて満たす、愛用のマットレスがこちら。
- 腰や背中がしっかり支えられる
- 適度な厚さで床付き感がない
- 通気性が良く、年中使いやすい
- 軽くて動かしやすい
- 三つ折りで、自立する厚さ
十分な硬さがあってへたりにくいのに、軽くて扱いやすいのが魅力的。
メッシュ状の生地で、湿気がこもりにくいのも嬉しいポイントです。
毎朝の片付けが楽にできるおかげで、敷きっぱなしを防げています。
年中使えるかけ布団
掛け布団を選ぶポイントは、この2つ。
- 年中使えるもの
- 軽いもの
夏は防犯上、窓を開けずにエアコンをつけることが多いので、年中掛け布団を使っています。
暑さよりも寒さに弱いタイプ
重い布団は肩が凝りやすいので、軽さを重視して選んでいます。
軽い方が楽に扱えて、洗濯や片付けが気軽にできるというメリットもあります。
おすすめは、年中使える掛け布団。
- 温度調節わたで年中使える
- 軽くて扱いやすい
- 家でも洗濯できる
暑い時は涼しく、寒い時は暖かく、適度な温度に保てるのでこれ1枚で年中使えます。
年中使えるものなら、冬用の分厚い布団や毛布を持つ必要がないのが便利です。
かさばる冬布団は収納スペースが足りない
ちなみに、特に冷え込む真冬は、使わない夏のシーツを布団の上からかけています。
薄手のシーツでも1枚被せることで保温性が上がり、十分暖かくなります。
持っている最低限の寝具を有効利用しようとして、考えついた方法です。
楽に使えるカバー類
ボックスシーツと布団カバーの選び方も工夫しています。
シーツとカバーには、2つの役割をこなしてもらっています。
- マットレスと布団を一つにまとめる
- 季節に応じた温度調節
夏用、冬用と布団を分けていないので、カバーで温度調節をしています。
カバーのみを変える方法は、こんなメリットがあります。
- コンパクトに収納できる
- 洗うのも干すのも簡単にできる
- 付け替えるだけで、気軽に調節できる
カバー類は、布団よりも扱いやすく、収納スペースが小さくて済みます。
一人暮らしにぴったり
わたしが実際に使っているのはこちら。
マットレスにはゴムで着脱するタイプのボックスシーツを使っています。
夏用は涼しげな青色を、冬用は好きなクリスマスモチーフのものを使っています。
- 引っ張るだけで簡単につけられる
- 使っていくうちにズレたり取れたりしない
- いろいろな厚さの布団に対応できる
- 変えるときは簡単に外せる
布団とマットレスをすっぽり覆って、1つにまとめてくれます。
毎日朝と夜に布団を動かしていますが、シワになったりズレたりしないのがとても使いやすいです。
冬用の掛け布団カバーは、シーツに合うカラーのものを選んでいます。
マイクロファイバーの生地で、布団に入った瞬間から暖かいのが嬉しい。
カーテンと同じ色合いで、部屋に統一感が出るのも気に入っています。
夏用も良いカラーを探し中
背中まで支える枕
枕は背中まで支えられる、大きなサイズのものを使っています。
10代のころから肩が凝りやすく、朝起きたときにすでに首が痛いなんて毎日のこと。
低めの枕や、硬い枕、タオルを丸めただけのものなどあらゆる枕を試してきました。
そんなわたしが、ついに理想の寝心地に出会えたのが、こちらの枕。
- 首の部分に厚みがあり、しっかり支えられる
- 幅が大きめで、横を向いても肩が落ちない
- 背中までなだらかにつながっている
- 厚さを調節できる
頭から、首、肩、背中までしっかり支えてくれるので、体に負担がかかりにくいです。
朝起きても背中や首が痛くないのが、本当にうれしい。
一度使うと普通の枕には戻れなくなるほど、愛用している枕です。
ベッドなしでもできる布団収納
出したままのベッドがない場合、どこに布団を収納するかが問題になります。
押入れのようなスペースはない…
そこでこのように布団を収納しています。
- 布団と枕は壁に立てかける
- 除湿シートを丸めて立てるか、干す
- 掛け布団はたたんでクッション代わりにする
起きたらまず、布団と枕を壁に立てかけます。
除湿シートも丸めて立てておくか、マットレスに掛けて干しておきます。
最後に掛け布団を簡単にたためば、朝の片付けは終わりです。
朝の寝ぼけた頭でも、1分もかからずに片付けられます。
起きた直後の流れ作業にしているので、面倒に思わずに続けられています。
ボックスシーツで布団をまとめているのは、この作業を簡単にするため。
敷き布団だけだと扱いにくいですが、マットレスの厚みのおかげで、雑に立ててもしっかり自立します。
- 簡単なので毎日続けやすい
- しまい込むより通気性が良い
- 床から離すことで湿気が溜まりにくい
- 日中はソファが代わりに使える
マットレスを背もたれにして、たたんだ布団に座れば、ソファ代わりに使えます。
狭い一人暮らしの部屋で、日中は出番のない布団を有効利用できます。
これは、季節外れの布団がクッションになる商品から、逆にヒントを得たもの。
専用カバーのクッションも憧れますが、今はこのスタイルで十分かなと思っています。
ベッドをなくして布団だけにしたメリット
わたしがベッドを使わなくなったのは、一人暮らしをはじめたから。
実家のベッドが大きすぎたので、とりあえず布団だけで過ごし始めたのがきっかけです。
当初はあとで買おうと思っていましたが、結局、ベッドがなくて困ることはありませんでした。
むしろ、布団だけの方が過ごしやすいと感じることがたくさんあり、今の生活を続けています。
ベッドなしで過ごしてみて私が実際に感じたメリットを3つまとめてみました。
①部屋を広く使える
いちばんのメリットが、部屋を広く使えることです。
一人暮らしのワンルームには、食事、仕事、遊び、睡眠といった生活がすべて納まります。
引っ越した時は広く感じた部屋も、必要な家具をそろえると、意外と狭くなってしまいます。
特に大きなベッドは、貴重な部屋のスペースを半分近く使ってしまうことも。
それに対して、布団を壁に立てかける収納方法なら、ほとんど場所をとりません。
- 部屋が広く見える
- 物の一時置き場に使える
- 人が来ても余裕がある
- 急遽スペースが必要になっても安心
- 心に余裕ができる
例えば家具を買ったときの組み立て作業や、旅行の準備など、一時的にスペースが必要になることは意外とあります。
ベッドを置く分のスペースを、寝る以外の用途で使えるのがとても便利です。
わたしの場合は、趣味のDIYをするためのスペースとしても使っています。
②掃除がしやすくなる
ベッドなし生活2つ目のメリットは、掃除がしやすくなること。
実は部屋の中でいちばんほこりやゴミが溜まりやすいのが、ベッド下のスペースです。
- 布団から出るほこりが溜まる
- 奥まで届きにくく、掃除しにくい
- 普段目にしないので、掃除を忘れがち
ベッドがないとそもそもこのスペースがないので、ゴミが溜まりにくいです。
邪魔になる大きな家具がない方が、掃除のハードルは下がります。
朝布団を片付けた後、フローリングワイパーなどでさっと掃除すれば、毎日楽に綺麗が保てます。
面倒そうだけど、実は1分あれば終わる
③模様替えが簡単にできる
3つ目のメリットは、模様替えが簡単にできることです。
ベッドは一度置いたら、一人で動かすのはなかなか大変。
布団だけなら簡単に動かせるので、部屋のレイアウトを気軽に変えられます。
特に、季節によって寝る位置を変えられるのが便利です。
- 夏はエアコンの風が直接当たらない位置
- 冬は防寒のために窓から離れた位置
布団を自由に動かせると、より過ごしやすい部屋を作ることができます。
見える景色が少し変わるだけでも、新鮮な気持ちになれるのでおすすめです。
④ダラダラ防止になる
もうひとつのメリットは、ダラダラ防止になること。
ひとつの部屋で生活が完結する一人暮らしは、ただでさえメリハリがつけずらくなります。
食事や作業をしていても、いつの間にかベッドで横になっていた、なんてことも。
ベッドを椅子にするとそうなりがち…
ベッドがすぐそばにあると、いつでも横になれるので、つい誘惑に負けてしまいます。
それに対して、布団は壁に立てかけてしまえば、半強制的に二度寝を防げます。
ポイントは、我慢せずにできるということ。
すぐそばにあるベッドを横目に寝るのを我慢するよりも、どうせ寝られないという状況の方がストレスになりにくかったです。
誘惑の元は初めからなくしておけば、無理することなく勝てました。
⑤おまけ:引越しが楽になる
ついでにベッドがないと、引越しをするときも便利です。
- 引越し料金がおさえられる
- 分解や組み立ての手間がない
- 入り口が狭くても布団なら運び込める
- 新しい部屋のレイアウトが考えやすい
大きな家具が多いほど引越し費用は高くなりやすいです。
新しい部屋に運び込めるか、置くスペースがあるかなど、ベッドのサイズが問題になることも。
部屋の形によってはレイアウトが難しいこともある
布団だけなら手軽に運べて、場所も取りにくいので、引越しが簡単になります。
万が一処分が必要になったとしても、小さくすれば燃えるゴミに出せます。
粗大ごみになるベッドより処分費用がおさえられるので、安心です。
布団だけでも快適に過ごせる!
私の布団事情について、ご紹介しました。
- 替えの布団は持たずに、年中スタメンで使う
- 壁掛け収納なら、気軽に続けられる
- 布団選びを工夫すれば、年中快適に過ごせる
- ベッドがないことでメリットがたくさんある
ベッドをなくした布団だけの生活は、試してみると思ったよりも快適です。
快適な布団生活を送れるように、少しでも参考になれば嬉しいです。
最後までご覧いただきありがとうございました!