こんにちは!ゆるミニマリストのむぎです。
ミニマリストに憧れていろいろと研究してきました
たくさんのミニマリストさんの生活から学んで、その考え方を自分なりに取り入れてきました。
そんなわたしも最初は、
ミニマリストの末路って良いイメージがない…
ミニマリストを突き詰めると悲惨になりそう…
本当にミニマリストって楽しいのかな?
という不安も感じていました。
わたしの結論は、ミニマリストは自分なりに楽しめる!
今回の記事では、なぜ「ミニマリストの末路が悲惨」だと思われるのかと、悲惨にならずミニマリストを楽しむコツについてまとめてみました。
様々なミニマリストの生活や考え方、それに対する他人の意見を見てきた経験を踏まえて書いています。
ミニマリストの末路が悲惨と思われる理由
「ミニマリストの末路って悲惨そうだよね?」
そう思われてしまう理由として5つのイメージを挙げてみました。
友達や家族に言われたこともある
わたしなりに実感している「悲惨じゃないよ!」というポイントも書いています。
何もない=貧乏というイメージ
ミニマリストに初めて触れた人が抱きがちなイメージが貧乏そうというもの。
ミニマリストといえば、何もないがらんとした部屋が印象的です。
初めてその光景を見ると、けっこう衝撃的ですよね。
何もないがらんとした光景に、=貧乏というイメージを抱いてしまう人も。
衝撃的すぎてそう思う人はけっこう多いかも
実際には、ミニマリストの生活は貧乏とはかけ離れています。
むしろその生活はとても豊か。
- 無駄なモノにお金・労力をかけない
- 自分に必要なものが分かるので常に満ち足りている
- 自分の気分が上がるものを大事にしている
といった考え方からも、ミニマリストの生活には豊かさを感じます。
それでも物が少ないと貧乏くさく感じる…という方には、こんな話を。
例えば、ドラマや映画のシーンに出てくるお金持ちの家を想像してみてください。
画面に映る「モノ」は多い?少ない?
意外と物が少なくて広々とした印象を与えていると思います。
これは有名な話で、反対に庶民的・貧しい印象を与えたいときはごちゃごちゃと物が溢れている部屋にするそうです。
このようにモノが少ないからといって貧乏ではなく、むしろ豊かな生活をしている方もいるのです。
贅沢ができない、ケチというイメージ
先ほどと少し似ていますが、ミニマリストは贅沢ができない・ケチだというイメージを抱かれることがあります。
- モノを減らすってことは好きなものも買えない?
- 一生贅沢ができないなんて面白くない…
- ケチすぎると友達や恋人とうまくいかなさそう…
こんなイメージから、ミニマリストの末路は悲惨だと思われてしまいます。
確かに持ち物を極限まで減らすことは、ストイックな節約家という印象を与えます。
ですがこのストイックさは、決して贅沢ができないということではありません。
むしろ逆。ミニマリストの生活は、好きなものに惜しみなく贅沢するという面もあります。
具体的には、
- 生活が便利になるものには、お金をかける
- 持ち物より、食事や体験にお金をかける
- 無駄なものを買うお金を好きなことに回せる
というのがミニマリストの生活に近いです。
浪費はせずに贅沢はする、って言い方が正しいかも
捨てなければいけないというイメージ
持ち物を減らすという特徴から、何でもかんでも捨てなければいけないというイメージがあります。
確かにミニマリストさんの中には、極限までモノを減らすライフスタイルを実践されている方もいます。
家を手放したという方も…!
そんな話を聞くと、
- 趣味のものや好きな雑貨を捨てるのは悲しい…
- 布団や家まで捨ててしまうなんて私には無理だ…
- ミニマリストってハードル高いな…
といった感情を抱き、ミニマリストの末路は悲惨という結論に至ってしまうのではないでしょうか。
実際にはミニマリストの方は、
- 自分に必要なものを分かっている
- そして、その必要なものだけを残している
- 趣味のものや愛用品は手放さずに持っている
といった方が多いです。
これはつまり、その人にとって一番心地の良い生活を追求した結果。
それがたまたま持ち物の少なさや珍しい生活として表れているだけです。
ミニマリストさんによってライフスタイルは様々で、どれが正解というものではありません。
家電がなくても快適に過ごせる方もいれば、趣味のグッズは絶対に捨てられないという方もいます。
例えばわたしの愛用品の中には、生活に欠かせない必需品!というわけではないものも多いです。
雑貨が大好きで、つい飾りたくなったり
わたしはゆるくミニマルを楽しんでいるので、他のミニマリストの方に比べると持ち物は多い方です。
それでもミニマリスト=なんでもかんでも捨てる人というのは誤解だと思っています。
人づきあいをしないというイメージ
ミニマリストの末路が悲惨だと思われる究極の理由が、ミニマリストを極めると人付き合いをしなくなるというイメージです。
具体的には
- 会社の集まりなど付き合いで遊ぶことはやめる
- 愚痴大会になりそうな飲み会には行かない
- 気乗りしない遊びには行かない
といったことを実践しているミニマリストの方は多いです。
これを見て、
- 人付き合いを減らすと友達が減りそう…
- 結婚するのが大変そう…
- 周りに人がいなくなる末路は悲惨そう…
- 家族から見放される末路は悲惨…
なんてイメージを抱いてしまうのかもしれません。
実際には本当にミニマリストを楽しんでいる方が、このような悲惨な末路を迎えることは少ないと感じます。
ミニマリストには、自分にとって大切なことにもっと時間を割こうという考え方があります。
同じ2時間を、意味のない愚痴会に当てるより、趣味や大切な人と過ごす時間に当てたいというシンプルな考え方です。
たった2時間でも大切に扱うことで、人生の中で幸せを感じる瞬間は増えていきます。
「ミニマリストは人づきあいをしなくて悲惨だ」というのは間違いで、むしろ大切な人との深い絆を大切にできる素敵な生き方だと思います。
ミニマリスト生活を楽しむ秘訣
ミニマリストの末路は決して悲惨なものではないと感じていただけたでしょうか?
そうは言っても、まだ不安はある?
ちょっとでも不安を解消するために、楽しくミニマリスト生活を取り入れるための秘訣をいくつか挙げてみます。
捨てることだけに着目しない
捨てることを目的にしないというのは、わたしも大切にしている考え方です。
持ち物を減らそうとすると、「どれを捨てよう?」という目でつい部屋を見てしまいます。
部屋に邪魔物が溢れているような気がしたり、大好きな雑貨を捨てることを苦しく感じたり…。
私も経験したけどまさに悲惨…
ミニマリストの目的は、物を捨てて減らすことだけじゃなくて、好きなもの・便利なものと一緒に快適に暮らすこと。
持ち物を選んだり整理したりするときは、「自分が何を持ちたいか」という風に考えています。
その方が本当に好きなモノ・必要なモノが分かりやすくなりました。
自分が心地よいことを優先する
自分が心地よいことを優先するというのも大事な考え方です。
必要最小限は、実は人によってまったく違う量。
憧れのミニマリストが「これは不要」と言っても、自分は「あった方が居心地が良いな…」と思うならそれは立派な必要なモノ。
もちろん一度手放してみると、意外となくても良かったと気付くことはあります。
ミニマリスト生活に正解はなく、あくまでも「自分が」暮らしやすい・心地良い・好きという感情が基準です。
そういう意味では、自分こそが正解なのかも。
自分の感情を理解できるようになることも、ミニマリスト生活のメリットです。
自分の心の声に敏感になれば、このメリットが活かされてもっとミニマリスト生活が楽しめると思います。
ミニマリストだけを目指さない
意外と重要なのがミニマリストだけを目指さないこと。
物が少ないスタイリッシュな雰囲気に憧れてミニマリストを目指すのも良いのですが、それだけにこだわる必要はないと思っています。
わたし自身、最初のきっかけはそうでしたが、あまりにストイックな方法だと挫折してばかりでした。
上手くいかない自分に嫌気がさすことも…
じゃあ、ミニマリストになりたいと思った理由は何?
- もっと生活を手軽にしたい
- ストレスフリーな毎日にしたい
- お金や時間を節約したい
その目的がある程度叶っていれば、ミニマリストかどうか、なんて関係ないと思います。
私自身、持ち物をすべてリストアップして数えられるほどモノは少なくないですし、好きな雑貨を飾ったり新しいコスメに挑戦したりしています。
完璧なミニマルさを追求するよりも、ゆるくても気楽に毎日を楽しめる方が自分に合っていそう。
「ミニマリスト」という肩書きにこだわりすぎず、人生を彩る手段のひとつって考えるのもありじゃないでしょうか?
自分に合ったミニマリスト生活を楽しもう
ミニマリストの末路が悲惨だと思われてしまう理由と、楽しく暮らすための秘訣をまとめてみました。
誤解しないでほしいのは、本人は悲惨だなんて露ほども思っていないこと。
ミニマルを追求する方は、それ以上に自分の居心地の良さを追求しています。
その結果が、少ない持ち物や独特のライフスタイルとして表れているだけです。
ぜひ、自分に合ったミニマリスト生活を探してみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました!