こんにちは!ゆるミニマリストのむぎです。
アマチュアDIY歴10年
2×4材を使った収納棚をDIYしました!
DIYと言えばディアウォール棚!という印象があるほど憧れていたもの。
思いきって挑戦してみたら、意外と簡単で、便利なものが作れました。
わたしでもできた!
これを作ったわたし、むぎのスペックはこちら。
- 費用はできるだけ抑えたい
- めっちゃ非力
- 面倒くさがり
- 建築・デザイン業界とは無縁
- 賃貸マンションで一人暮らし
こんなわたしでも、半日ほどで作れました。
賃貸マンションでもDIYしたい!
コストをできるだけ抑えたい!
簡単に、おしゃれな棚を作りたい!
こんな願いをかなえてくれる、嬉しいDIYです!
DIYした収納棚!
こちらがDIYした収納棚の完成形です。
主な役割はカバンなどの収納+飾り棚。
中段に置いているレンガ柄の引き出しは段ボール製で、細かい文房具などを収納しています。
壁際のコンセントから延長コードを伸ばして、充電ステーションとしても使っています。
収納棚DIYの材料費
今回DIYした収納棚は、材料費が4,000円ちょっとでした!
材料 | 費用 |
---|---|
2×4材(2本) | 約1,500円 |
木材カット | 約100円 |
棚板・シート | 約600円 |
棚受け用部品 | 約500円 |
2×4材の設置部品 | 約1,500円 |
これに加えて、ねじ、ドライバー、ワックス、紙やすりなどを使用しています。
不器用×非力な一人暮らし女子でも、作業にかかったのは4時間ほどでした。
買い物を含めても一日あれば完成します。
ちょっと暇な休日にぴったり!
収納棚DIYの手順
備忘録として、収納棚の作り方をまとめてみました!
作り方の流れは、
- 設置場所を選ぶ
- 計測する
- 木材を準備する
- ワックスを塗る
- 壁に設置する
- 棚板を取り付ける
です!
おおげさに見えますが、専門知識も大がかりな道具も必要ないです。
思ったより簡単だったよ
①設置場所を選ぶ
まずは、収納棚を設置する場所を選びます。
わたしは窓に近い壁際に決めました。
- 邪魔にならない壁際
- コンセントが近くにある場所
- 部屋のレイアウトに影響しない窓側
- 天井が低い場所
設置場所を選ぶところから、すでにコストを下げるポイントが。
マンションによくある天井が下がっている部分に設置することで、必要な木材を短くできます。
- コストが下がる
- 木材を運びやすい
- 圧迫感が減る
- 強度が増す
②計測する
次に、床から天井までの高さを計測します。
計測のポイントは
- とにかく正確に測る
これに尽きます。
特に高さは誤差が出やすい(下図)ので、じっくり慎重に測りました。
- メジャーが斜めにならないようにする
- 壁の角を使って垂直に測る
- メジャーが壁から浮かないようにする
- 下から上に向かってメジャーを伸ばす
後で楽をするためには、前提ができるだけ正しい必要があります。
簡単DIYで大切な「だいたいで良いや~」精神はこのときだけ封印。
ここを頑張ればあとで好きなだけ発揮できる
メジャーを当てたら開始点と数字が分かるように写真を撮っておきます。
こうすると、どの位置を測ったのかがわかりやすく、数字をいちいちメモしなくて良いので簡単です。
②木材を準備する
計測ができたら、いよいよホームセンターへ材料を買いに行きます。
ホームセンターは、
- 品揃えが豊富
- 木材カットサービスがある
ことが魅力です。
ホームセンターで購入した木材を、好きな長さに切り分けてもらえるサービスです。
切る回数(切る位置の数)に応じて値段が決まります。
1カットは60~100円ほどで、曲線や複雑なカットはできないことが多いです。
メリットがたくさん!
- 自分で切る労力がかからない
- 正確で、切断面がきれい
- 自分で道具をそろえなくてよい
一度、自力でのこぎりを使って切ったことがありますが、それはもうひどいことになりました。
重労働で時間がかかるうえに、まっすぐ綺麗に切るのは難しい。
カットサービスがいかにお得なサービスか、身に沁みて理解できました。
ちなみに通販で買ってもカットサービスが使えるものもあります→木材カット
お手軽DIYerには本当にありがたい
今回購入したのは2×4材のSPF材。
縦に長い木材の、幅と厚さの比率を表したもの。
だいたい、幅が厚さの2倍あるという意味です。
2×4材の実際の寸法は、38㎜×89㎜でした。
売り場に並ぶ木材から、節が少なく木目がきれいに出ているものを選び、必要な長さにカットしてもらいます。
③ワックスを塗る
カットしてもらった木材をがんばって家に持ち帰ったら、お次はお楽しみのペイント作業!
(もちろん配送サービスも使えます。自力で持ち帰りなんてするもんじゃない…)
節約にはなるけど、本当に大変だった
部屋が汚れないように新聞やチラシを敷いて、換気をすれば準備万端です。
今回はペンキではなく、初めてワックスを使ってみました。
加工されていない無垢材に使う、油性の塗料。
- 色を付ける
- コーティング(保護)
という2つの役割を果たします
木材自体の色が染まり、木目が残るのが特徴です。
使ったのはターナーのワックス。
- 味わい深い古材のように仕上がる
- 自然なツヤが出る
- 天然素材のミツロウを使用
- オイルのにおいが少ない
- 伸びが良く、塗りやすい
くれぐれも換気は忘れずに。
いらない古布を使って、少しずつ木材にすりこんでいきます。
- サンドペーパー(紙やすり)で木材の表面を整える
- 古布にワックスを少しだけとる
- すりこむようにして木材に塗る
- べたつきがなくなるまで布を変えて磨く
ポイントは最後の磨き上げの作業。
古布を変えながら、ワックスが手につかなくなるまで完全にふき取ります。
磨くことで色移りを防げて、自然なツヤを出すことができます。
つけすぎると磨くのが大変になるので、少しずつ塗るのがコツです。
④壁に設置する
ワックスがしっかり乾いたら、取付用の部品を使って壁に設置します。
今回使ったのは、こちらの商品。
- 木材の上端に三角形の部品を張りつける
- 両端に部品をはめて、壁に設置する
- 上端の穴からネジを回して長さを調節する
- 足りなければ、下端の底に板を入れて調節する
- 高さ調節ができる
- シンプルでスマートなデザイン
- カラー展開は白とブラウン
- 複数セットの商品がお買い得
ちなみに、2×4材を壁に設置する専用の商品は、ほかにもあります。
簡単に紹介するね
2×4材の棚をディアウォール棚と呼ぶぐらいなので、おそらくいちばん有名な商品。
すっきりした見た目と信頼できる安定感が魅力です。
- 木材にはめるだけの簡単設置
- シンプルな見た目で目立たない
- 棚受けなどパーツが豊富
もうひとつがこちらの、ラブリコです。
アジャスターでしっかり取り付けられるので、安心感があります。
- アジャスター式で高さが調節できる
- 直線的なデザインで邪魔にならない
- カラー展開が豊富
調節ができて、シンプルな見た目であることから、今回はTQOOLを使うことにしました。
次はラブリコを試してみたい!
⑤棚板を取り付ける
続いて棚板を作ります。
材料はすべて100円均一ショップで揃えました。
MDF板(4枚) | Seria(セリア) |
リメイクシート(古レンガ柄2枚) | DAISO(ダイソー) |
L字金具(4つ) | Seria(セリア) |
角材(1本) | Seria(セリア) |
100均は簡単DIYにかかせない
- ネジで角材にL字金具を付ける
- それを、ネジで2×4材に付ける
- MDF板を置き、上からネジで固定する
- MDF板にリメイクシートを貼る
この順番にすること、がいちばんのポイント。
先に大きく組み立てるより、小さい部品から少しずつ合わせていくのがコツです。
実はわたしは④の工程を先にしてしまい、2枚分の板を同時に扱うことに苦労しました。
リメイクシートを最後に貼ることで、見た目もきれいになり、棚の上から止めたネジ頭も隠せます。
失敗から学んだベストな順番
ここでも、コストを節約するために工夫したポイントがあります。
- 見えない裏側は、リメイクシートを省略
- カットサービスで余った切れ端を補強材として再利用
- 100均ショップをフル活用
収納棚が完成!DIYして良かった!
これで収納棚の完成です!
縦のスペースが有効利用でき、収納を増やすことができました。
コストを下げることを優先した素人DIYなので、耐荷重には注意が必要です。
安全面のチェックは必ずするようにしています。
- 力を加えてゆすってみても動かないか
- 棚板がずれたり落ちたりしないか
- 天井から床までは、1本の木材を使う
- アジャスターはきつめに取り付ける
- ひとつの棚板の中心に柱があるようにする
- 2枚の棚板を貼り合わせて、互いに支えにする
念のため、軽いものを中心にして、たくさん収納しすぎないようにしています。
余白があることで、すっきりするメリットも
もし不安なところや、不便なところが見つかれば、むしろ改善するチャンス!
自分で作ったものなら、好きなように試行錯誤し、作り直すことができます。
ちなみに今はカバン置き場として使っています。
簡単DIYを気軽に楽しもう
DIYは、小さな「夢」や「好き」を誰にも遠慮せず、自分の力でかなえられる魔法のようなもの。
これからも、もっと気軽に簡単DIYを楽しんで、さらに好きな暮らしができると良いなと思います。